雪山登山紀行 比良山系権現山から打見山縦走

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こんにちは!コピーライター、そして登山家の松浦です。

登山紀行シリーズ、今回は滋賀県は比良山系の雪山登山紀行です。

日本一の湖である琵琶湖の西側に位置する比良山系、そこは由緒正しき比叡山があり、広大なスキー場があり、そして子供から大人まで楽しめるアスレチックがある一大観光施設と言えるでしょう。

そして何より、鬱蒼と生い茂った森林、自然の岩場、天にも届くほどの巨大な山が多くの登山家を惹きつけます。

そんな比良山系、その姿は1年を通して大きく変化します。春は雪混じり新緑が山々を覆い、夏は青々と生い茂った森林の中でセミの大合唱、秋は緑と黄と赤の美しいコントラストが表現され、冬は一面真っ白の銀世界。

あなたはどの季節の山が一番好きですか?

実は私は他のどの季節よりも冬、つまり雪で覆われた山を好みます

雪で真っ白に覆われた山は、容易に人の生命を奪うあまりにも厳しい極寒の地ですが、その人智を超越したあまりの美しさは見る者を魅了します。

まるでこの世のものではない、別次元の世界に迷い込んだような気すらしてしまうのです。

今回の雪山登山紀行は、そんな別世界に迷い込んだ私の姿、そして雪山登山の魅力を余すことなくお伝えします。

もしあなたが冬の寒さが大の苦手であったとしても、この記事を読めばあなたも雪山の魅力を感じずにはいられなくなるはずです。

それではどうぞ!

雪山登山の日の早朝

ある真冬の日の朝5時。時計のけたたましいアラームが部屋いっぱいに鳴り響き、私は目を覚ましました。

自らの体温で最高に心地よい温度が保たれた布団の中は私を眠りへの誘惑へと誘いますが、この日は雪山を登る日。私はいとも簡単に布団の甘い誘惑を打ち破り、上半身を起こしました。

家の中であるにも関わらず部屋の空気は刺すような冷たさで、窓の外はまるで真夜中のように真っ暗。

さあ!登山に出かけるゾッ!とワクワクした気持ちで目覚めたものの、いざ部屋の灯りをパチリと点けると、自分の部屋なのになんとも言えない違和感を感じます。

仕方ありません。真冬の朝5時に起きるなどあまりないことですから。なんだか部屋自体が目覚めてないような雰囲気です。

そんな雰囲気の中、素早く登山準備を整え登山服を身につけると、いよいよ登山気分が高まってきました!さらにザックを背負い、ニット帽を被り、手にピッケルを持ち、そして登山靴を装着!これで身も心も完全に登山家です。

朝早くに叩き起こしてしまった部屋を再び真っ暗にし、いざ山へ!

今回の目的地は、滋賀県は琵琶湖の西に位置する比良山系の山、権現山です。そこからホッケ山、小女郎ヶ池、蓬莱山の山頂を縦走し、最後はロープウェイで下山します。

権現山は標高こそ996mと低山に属する山ですが、斜度の高い登山道を擁するため決して油断できない山です。しかも、今回は雪山。登頂には雪山登山装備が絶対条件です。

今回私が用意した雪山登山用道具はこちら↓

他にもワカンやスノーシューがあれば楽に雪山を歩くことができ、ショートスキーやソリがあれば坂道の滑走も楽しむことができます。

ワカンやスノーシューについてはこちら

伝統を受け継ぎさらに進化したワカンとスノーシューの使い方

しかし、私はアイゼンでの歩行が好きなので、あえてそれらの道具を自宅に置いてきました。単純に好みの問題です。

また、私はサングラスは雪山では絶対に必要だと思っています。なぜなら、太陽の光に晒された一面銀世界の雪山は、容赦無く強烈の光を放ち、あなたの眼にダメージを与えてしまうためです。同じ理由で日焼け止めもあったほうがいいでしょう。

自宅を出発して約1時間30分、これから登ろうとする山の最寄り駅に到着しました。最寄り駅とは、JR湖西線の和邇(わに)駅です。和邇とは変わった名前の駅ですが、これは古事記、日本書紀に登場する海の怪物のことだそうです。

海の怪物?単純にワニのことじゃないのかとか、いやおそらく大きなウミヘビのことだとか様々な説はあります。

瞑想も兼ねた雪山登山へのアプローチ

さて、山の最寄り駅の多くがそうであるように、この和邇駅周辺も決して賑やかなところではありません。人の往来も車の往来も民家もまばら。商店などもほとんどない。ただ、駅前には何やら開発中らしく重機が置かれていました。とはいえ、現状はいわゆる田舎町です。

で、和邇駅を出てすぐに登山が始まるのかというと、実は山の麓まではかなりの距離があります。徒歩で1時間以上の距離です。本来ならば登山口まではバスの運行ルートですが、なんと土日祝は運行していないとのことです。乗客がほとんどいないのでしょう・・・そんなわけで、山の麓まではタクシーに乗ります。節約したいところですが仕方ありません 笑

タクシーに乗ること約5分、和邇ICのすぐ西側、栗原という場所のお寺、慶福寺で降りました。農家が立ち並ぶ小さな集落の中ですが、あまりに奥に行き過ぎるとタクシーが雪に埋もれてしまうため、ここで降りました。

山地図を見るとここから30分ほどの歩きで登山口に到着するとのこと。ザックに括り付けていたピッケルを外して手に持ち、登山靴の靴紐をしっかりと締め直して、いざ登山口へと歩行を開始したのでした。

タクシーを降りた場所、慶福寺から歩いて5分少々で集落を抜け、緩やかな砂利道が続きます。道幅は車1台が十分通れるくらいで、砂利道の両サイドは鬱蒼と生い茂った森林です。

いよいよ山が近づいてきたことを印象付ける景色が続きますが、それよりも森林に積もる雪の存在が気になります。

集落を抜けたあたりから、ちらほらと残る雪には気づいていましたが、山に近づくにつれてその量は確実に増してきました。

そして、集落を抜けてから約20分ほど歩くと、ついに砂利道がシャーベット状の雪道へと変化したのです。まだ、滑って転ぶ危険はありませんが、この先の積雪量に大いに期待したのでした。

それから10分ほど歩くと、数台の車が十分駐車できる比較的広いスペースにたどり着きました。

向かって右側には登山客の物と思われるRV車が1台、その隣にはまるで鳥小屋のような、登山計画書を投入するボックスが設置されていました。そしてその上にはたっぷりと真っ白な雪。

そうです!ここまでくると、地面も森林も一面真っ白な銀世界です。

いよいよここから本格的な雪山登山だっ!!一気に気持ちが高ぶってきたのでした。

鬱蒼と生い茂った森林の中を貫く真っ白な登山道。とはいえ道路幅は広く、四輪駆動の作業車ならば通れるくらいの道です。

くるぶしまでズッポリと埋まるくらいの積雪で、辺り一面真っ白、そして本当に静かです。時折弱い風が吹き、葉に積もった雪をサーっと落とす音が聞こえますが、生命が発する音は全く聞こえません。

そんな中を何も考えずただひたすら歩く私。なんだか誰1人いない異次元の世界に私だけが取り残されたような、かといって寂しくもなく、悲しくもなくただただ歩き続ける。そんな時、私は自分の神経が普段よりもはるかに研ぎ澄まされていくのを感じるのです。

何も考えずただただひたすら歩く・・・まるで瞑想しているかのような気持ちになります。

そうして歩くこと約30分、ついに登山口に到着しました。特に「ここが登山口です」といったような看板があるわけではありません。しかし、明らかに徒歩でしか入れないようなこの先の坂道、そして車の乗り入れを完全拒否する鎖が、ここが登山口であることを物語っています。

わたし
さあ!ここからだ!

フーッと一息ついて気持ちを入れ替えて、車の乗り入れを拒否する鎖をひとまたぎ。権現山山頂へ向けての登山を開始したのでした。

雪山登山開始!

あなたは知っていますか?雪の登山道の歩行が、普通の登山道の歩行と比べると極めて体力の消耗が激しいということを。

別にここで改めてお話しすることでもないのですが、雪とは上空の水分が低温で凝結し、そのまま地上に降り注いだものです。すなわち、元は水です。

土や岩などと比べると極めて不安定な物質であり、登山道に降り積もった雪は幻想的で美しいのですが、登山靴で踏みしめることであらゆる形に姿を変え、足元の不安定さを生み出してしまうのです。

無雪時の登山道では、基本的に歩行で地面が揺らぐことはなく、地面を信頼して歩くことができます。しかし、雪が降り積もった登山道は、容易に足元が揺らいでしまうのです。

雪という不安定な地面をバランスを取り、転倒しないように登る。これが、雪の登山道の歩行が普通の登山道の歩行と比べると極めて体力の消耗が激しい理由なのです。

登山口から本格的な登山道に入った私。相変わらず辺りは生命の息吹をまるで感じさせないくらいに静かで、時折吹く微かな風の音すらはっきりと聞くことができます。

そんな中ただ人すら登山道を登る私の気持ちは本当に穏やか・・・のはずですが、実は先ほどのような穏やかさはありません。とある思考が私の頭をよぎっていたのです。

わたし
き、きつい・・落ち着ける場所があればそこでアイゼンを履こう。

そう!雪山登山はとにかくキツい!普段ならなんでもない登山道も、ひとたび雪が積もるととんでもなく体力を消耗させる魔の坂へと変化してしまうのです。

その魔の坂に対抗する手段、それがアイゼンです。

アイゼンについてはこちら

あなたにおすすめしたい雪山必須アイテムのアイゼン

ただし、アイゼンを装着するとその分脚への負担も増すので、できる限りアイゼンを装着しない状態で距離を稼ぎたいという思いもあります。

そんなわけで、しばらくはアイゼンを装着せず登っていましたが、登れば登るほど積雪量は増すばかり。一歩踏み出すたびに半歩分ズリ落ちてしまい距離を稼ぐことができません。いよいよアイゼンなしでの歩行に限界が見えてきました。

そこで、登山口から20分ほど登ったところで座りやすそうな岩を見つけ、そこでアイゼンを装着することにしました。

アイゼンの装着は簡単です。ザックを下ろして中からアイゼンを取り出し登山靴に装着するまで約3分。ついてに水筒の水をゴクリと飲み、ザックを背負って再び歩行を開始。

すると、アイゼンの刃がしっかりと雪面を捉え、歩行を強力にサポート!先程までの労力がまるで嘘のように解消し、一気に歩行速度のアップを実現したのでした。

初対面の雪山登山仲間

登山道の雪がさらに深くなる中でも、アイゼンを装着することで歩行速度と歩行快適性が格段にアップし、気分よく雪山登山道を登る私。辺りは相変わらず静かで、私のアイゼンが雪をとらえるキュッキュッという心地よい音だけが響き渡ります。

上を見上げても下を見下ろしてもそこには、私しかいません。たった1人ですが、頭の中は不思議なくらいにスッキリしています。

家庭のこと、次の日の仕事のこと、帰ってからの夕飯のこと、テレビのこと、将来のこと・・・日常生活で1人になることがあると、いろんな考えが頭をよぎります。

しかし、生命の息づく音すらない圧倒的な雪山の静寂の中に1人でいると、まるで頭の中がキレイに浄化されるような感覚になるのです。私の頭の中から雑念が一掃され、ただただ山の中にいるだけ・・・平地では決して味わうことはできない感覚です。

そんな雑念のないまっさらな頭でしばらく雪山を登ると、はるか上方からアイゼンが雪を踏みしめるキュッキュッという音が聞こえてきます。どうやら私以外にも登山家がいるようです。

無理のない範囲で歩行速度あげると5分ほどで、笠をかぶった3名の登山家の姿が見えました。3名ともベテランの風格が漂う年配の登山家です。歩行速度はのんびりとしたものですが、1歩1歩まるで雪の感触を楽しむかのように歩いています。

一切の乱れがなく一定のリズムを刻むその歩き方を彼らから学ぼうと少し離れて後をついて歩こうかと思ったその時、ちょうど彼らがが休憩ポイントに到着した様子。それに遅れること約2分、私も休憩ポイントに到着し彼らとあいさつを交わしました。

わたし
こんにちわ!気持ちいい日ですね!
登山家
こんにちわ!どちらから来られたのですか?
わたし
大阪です。今日は和邇駅から栗原までタクシー乗ってここまで来ました。雪山にはよく登られるのですか?
登山家
もう年だからそんなに頻繁には登れないけど、身体の調子が良い時はよく3人で登ってるね。
登山家
俺たちもう70代後半だからね。

彼らの年齢を知ってビックリした私。なぜならどう見ても50代後半から60代に見えたからです。登山を趣味とする人はみんな年齢よりもはるかに若く見える!そんな私の持論に改めて確信をもった瞬間でした。

登山と年齢の関係についての記事はこちら

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初対面にも関わらず、まるで旧知の友人のように言葉を交わした私たちでしたが、先を急ぎたい私は先に登ることにしました。「また山頂で!」と別れを告げ、再び雪山登山を開始したのでした。

雪山登山を困難にするフカフカの新雪

澄み切った青空に真っ白な登山道が美しく映える風景。私が雪山登山を愛する理由の1つがこの最高の風景に出会うことが出来るためです。

この最高に美しい景色を堪能できる時間のためならば、どんな犠牲も厭わない!そんな気すらしてしまうほどの貴重な時間が流れていきます・・・が、この時私は息も絶え絶えの状態でした。

私はアイゼンでの歩行が好きなため、あえてアイゼンだけを準備して挑んだ今回の雪山登山ですが、そのあまりの積雪量にワカンを準備しなかったことを悔やみました。

確かにアイゼンの12本の爪がしっかりと雪面を噛んでいるのですが、1歩踏み出す毎に膝上まで沈み込んでしまうのです。

実は、雪山登山を歩くために有効な道具はアイゼンだけではありません。特に、フカフカの新雪を歩く場合は、日本古来のワカンや欧米発祥のスノーシューが極めて有効です。今回の雪山登山はまさにそれなのです。

ワカンやスノーシューについてはこちら

伝統を受け継ぎさらに進化したワカンとスノーシューの使い方

アイゼン装着では、1歩毎の体力の消耗はあまりにも激しく、連続して10歩進むこともできません。しかも、本来の登山道がフカフカの新雪で隠れているため、身体全体のバランスを崩しやすい。いわば、単なる歩行が極端な全身運動となっている状態なのです。

とはいえ、ここまで登ったのならば目指すは頂上。「息切れしてしんどかった」などという情けない理由で下山などしたくない!

幸いにも私の手にはピッケルがあります。ピッケルで自分の位置を確保しアイゼンの12本爪を効かせながら、ほとんど両手両足を使いながらどうにか斜面を登り続け、ついに森林限界を超えることが出来たのでした。

ピッケルについてはこちら

雪山登山の最重要アイテムであるピッケルの使い方と持ち方

雪山登山を制覇へ

森林限界を超えて頂上の方向を見上げると、木々も何もない真っ平な雪面と青く澄んだ空。権現山の頂上がすぐ目の前です。私は焦る気持ちを抑えつつ、1歩1歩雪の感触を確かめるかのように登り、ついに権現山山頂へとたどり着いたのでした。

これまで何十何百もの山頂に立ってきましたが、その度にこの瞬間の高揚感、達成感を味わうことができます。どんな低山でも変わりません。この権現山でも山頂であることを示す立札が登頂を祝福してくれているかのようでした。

山頂には他にも数名の登山家がいました。記念撮影をする人、談笑する人、景色を楽しむ人、ストーブでお湯を沸かしてコーヒーを楽しむ人など・・・皆思い思いに楽しい時を過ごしていたのでした。

権現山山頂からの景色は本当に壮観でした。東を臨めば日本一の琵琶湖を一望でき、西を臨めば他の比良山系の山々を一望できる、まさに心を奪われる景色です。

山頂から山頂へ 稜線を歩く雪山登山

ホッケ山

さて、ひとしきりに権現山山頂での時間を楽しんだ私。ここからホッケ山、小女郎ヶ池、蓬莱山、打見山と続く稜線の歩行を楽しむ登山です。縦走といいます。

この縦走、山頂と山頂を結ぶ美しい稜線の景色を楽しむことができる、私が最も好きな登山です。

権現山山頂に別れを告げ、次なる山頂ホッケ山に向かって歩行開始です。

ただし、ここまで権現山山頂までの厳しい雪山登山を乗り越えたため、ホッケ山までの登山道は厳しさとは程遠いものであり、気持ちも楽でした。

5分も歩けば眼前にホッケ山山頂を望むことができ、山頂までの所要時間は約30分。雪深い登山道ではありましたが、体力にも十分余力を残してホッケ山山頂にたどり着くことができました。

小女郎ヶ池

次なる目的地は小女郎ヶ池、つまり山頂ではありません。小女郎ヶ池は滋賀県最高峰の場所に存在する池の名称です。

春夏秋の季節ならばその美しい池を存分に楽しむことができますが、この時は雪が池を覆っていたため、どこが池かすらもわかりませんでした。

ちなみにこの小女郎ヶ池という名称、実は今から数百年前に実際に起こったある悲しい事件がその由来となっているのです。

もし詳しく知りたいのであれば、こちらをご覧ください。

県下最高峰の池“小女郎ヶ池”の悲哀伝説

 蓬莱山

さて、小女郎ヶ池を後にした私、次なる蓬莱山山頂に向けて歩行を開始します。

小女郎ヶ池から蓬莱山山頂への登山道は、ひときわ雪深い箇所を擁しており、まるで小動物を捕獲するためのワナに誤って落ちてしまったかのように、何度も脚を雪の中に沈めてしまったのでした。

そのためかなりの体力を消耗しましたが、どうにか蓬莱山頂へと到着。ここまでくると、目指すゴールまであと一息です。

気持ちにもなかりの余裕があり、山頂に吹きつける雪混じりの冷たい風も心地よく感じたのでした。

びわ湖バレイ 打見山山頂

蓬莱山の隣に位置するのが打見山、そこはびわ湖バレイというスキー場になっており、毎年多くのスキー客で賑わっています。私自身、かつて何度も遊びにきたことがありました。

スキー場があるということは、そこに登るためのロープウェイがあります。そのロープウェイに乗って一気に下山することになります。

そのびわ湖バレイには打見山という山の名称が存在し、つまりびわ湖バレイが今回の雪山登山紀行の終着点というわけです。

さて、蓬莱山から目と鼻の先のびわ湖バレイ、もう目を閉じてでも辿り着けそうですが、急な下りと登りを超えなければならず、かなりの体力を要します。

蓬莱山山頂でしっかりと休息をとって、いざゴールへと歩行を開始する私。確かに、下りも急坂で集中力を要しますが、ここまで3つの山頂を乗り越えてきた経験を生かして難なく下り終えました。

いよいよ最後の登りです。ここまでとんでもない量のカロリーを消費してきたため、身体は熱を帯びていました。横から吹き付ける雪混じりの冷たい風も心地よく、まるで最後の登りを後押ししてくれているかのようでした。

そしてついに打見山山頂を示す立て札に手を触れ、権現山から打見山縦走の山行を無事終えたのでした。

最後に

一般に登山の季節は無雪時と積雪時に大きく分けることができます。無雪時とはもちろん春夏秋の雪のない季節、積雪時とは雪が積もる冬です。

登山愛好家はそれぞれ好きな季節に登山し、その季節の大自然を大いに楽しみます。

中には季節にこだわりはなく、どんな季節でもとにかく登山を楽しみたいという人もいます。そう、私のように。

ただ、登山愛好家の中でも特に多いのが、積雪時は登山しないという人です。確かに極寒の中の登山は、いろいろな点でハードルが高いことはいうまでもありません。

しかし、私はそんなハードルを乗り越えてでも、積雪時の登山に挑戦する価値は十分あると思うのです。

積雪時は登山しない、そんなあなたがこの記事をきっかけにほんの少しでも持っていただけたなら・・・こんなに嬉しいことはありません。

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