コンパクトボディの登山用ストーブで最高の食事を

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こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。

登山で最高の食事を作るには何が最も大事だと思いますか?

料理の腕?料理の知識?食材?食器?水?山の空気?

確かにそれらも大事ですが、登山中の料理に最も大事なものはストーブです。

ストーブといっても暖房器具のことではありません。分かりやすく言うとコンロのことです。水を沸騰させるにも、フライパンで炒めるにも、暖かいスープを作る時にも絶対に必要ですよね!

もちろん、キャンプで使うような大型のカセットコンロをザックに入れるわけにはいきません。登山には登山用のストーブがあるのです。

極限まで小さく折り畳むことができ、火力も申し分ありません。

ただ、登山用のストーブには様々な種類があり、登山日程や登山パーティーの人数、そして季節によって使い分けることがほとんどです。

もしあなたが、漠然と「登山するならストーブが必要だな」と思うならば、まずはこの記事を読んでみてください。

今のあなた買うべき、最も適したストーブのことがわかるはずです。逆に言えば、この記事を読まずにストーブを購入してしまうと、無駄金を使ってしまうことになってしまいます。

記事を楽しみながら、ストーブの知識を身につけてくださいね。それではどうぞ!

登山用ストーブ操作に繋がる自宅での料理

あなたは普段、自宅で料理をしますか?

実は私は結構家で料理をします。

別に料理が趣味というわけではなく、必要に迫られてやっているようなものですが、やり始めるとこれが結構楽しくてついつい凝ってしまいます。

今日はどんな料理を作ろうか?素材は何がいいか?肉か魚か?調味料は何が必要か?など考えます。

始めた頃は、やはり結構失敗しました。

ネットで見つけたレシピ通りにやっているつもりなのですが、水の量を間違えたり、塩を入れすぎたり、味噌の量を間違えたり・・・特に火加減のミスが一番多くありました。

コンロの火加減は難しいものです。火力が強すぎると焦がしてしまい、弱すぎると生焼き状態・・

でも、最近はそんなこともなくなり、ちょっとしたものならば結構手際よく作れるようになりました。

料理を始めてわかったのですが、自分が作ったものを「おいしい!」と言ってもらえると本当に嬉しいですよね!

少しだけ、料理を生業としているシェフやパティシエの方々の気持ちがわかった気がしました 笑

逆に、あまり良い評価をもらえないと、これはこれで結構グサッとくるものですね 笑

これからは外食でも自宅でも料理をご馳走してもらったら、おいしい!というようにしよう!と思いました。

登山用ストーブで野菜を調理

私の料理の技術、必要に迫られて身につけたものですが、登山では大いに生かすことができています。

私は山では楽しんで料理をします。
こちらを読んでみてください。

登山で味わう世界で最も美味しい食事の秘密
食事のためだけの3日間の登山で私が得たものは?

始めから登頂目的で山に入るときは行動食で済ますこともありますが、時間に余裕があるときは、結構ちゃんと料理をします。

もちろん、ザックには野菜を詰めていきます。

私がよく持っていく野菜はこの5種類です。

  • ジャガイモ
  • 大根
  • 人参
  • ほうれん草
  • ごぼう

これらの野菜は栄養価が高く、比較的日持ちし持ち運びしやすいと言う特徴があり、山では重宝します。

作る料理は汁物、炒め物がほとんどです。さすがに、山の中での調理法は制限されてしまいますので・・

登山用ストーブは調理道具の主役

で、山の中での料理する場合、私が最も注意を払って準備するもの。それがストーブです。

「コンロ」という名称の方が一般的です。要は火です。ここでは「ストーブ」で統一します。

調理するといえば、やはりストーブが必要です。

よほど切羽詰まった状況でなければ、野菜を生でかじるワケにもいきません(山ではたまにそういう状況があります)。

登山用ストーブは、燃料に何を使用するかで4種類に分けることができます。

それをここであなたにシェアしますね!

ガスストーブ

登山用ストーブで最も一般的なものがこれです。プリムスのものが有名ですね。

火力も申し分なく、コンパクトに収納することができ、しかも軽い。

燃料はガスです。ガスボンベに直接ストーブを装着できるため、全体としてコンパクトにまとまり、持ち運びは非常に楽です。

あえて欠点を言うならば、25分〜30分の燃焼でガスが切れてしまい、あまり長持ちしません。

また、ガスボンベありきのストーブなので、ガスが切れると使い物になりません。

これを使うときは、必ずガスボンベの予備をザックに入れておく必要があります。

ガソリンストーブ

車の燃料でもお馴染みのレギュラーガソリンを燃料に使うタイプのストーブです。MSRのものが有名です。

比較的火力が弱く、またガスボンベと比べると重量があるという欠点がありますが、山の車道でガソリンスタンドを見つけることができれば、燃料のガソリンは容易に手に入ります。

また、ホースがあれば自分の車からガソリンを抜き出すこともできます。

海外での登山では、このタイプのストーブがよく使用されています。

アルコールストーブ

あなたは小学生の頃、理科の実験でアルコールランプを使ったことがありますか?

アルコールストーブとは、まさにそのアルコールを燃料にしたストーブです。トランギアのものが有名です。

ガソリン同様火力が弱く、持ち運びするには重いという欠点はありますが、アルコールは安価で手に入りやすく、そして怪我した時の消毒にも使用できます。

また、ガスストーブやガソリンストーブのように規格もないので、どんな容器でも代用が効きます。

ウルトラライト的な方法で空き缶にアルコールを入れて、ストーブにしている人もいるくらいです。
ウルトラライト的な方法についてはこちらをご覧ください。

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石、木材など

これはいわゆる「道具」ではありません。

山のそこら中に落ちている石と丈夫な枝でコンロを作り、乾いた木や枯葉を燃料にする方法です。

つまり焚き火です。

非常に手間がかかり、サバイバル技術にある程度精通していないと困難という欠点はありますが、道具は全く必要とせず(ライターかマッチくらいはあった方が良い)山に落ちているものをストーブと燃料にすることができます。

何らかのトラブルで持参のストーブが使えなくなった場合、こういう手段もあります。覚えておくと安心ですし、便利です!

登山用ストーブのエンジン始動 着火用ファイヤースターター

あなたは火を熾すための3条件を御存じですか?

  • 可燃物(燃料)
  • 酸素供給体(空気)
  • 点火源

この3つが揃って初めて火を熾すことができるのです。では、登山用ストーブに当てはめてみましょう。

  • 可燃物(燃料)・・・・燃料ガス、ガソリン、アルコール等
  • 酸素供給体(空気)・・空気
  • 点火源・・・・・・・・外部からの供給が必要

つまり、登山用ストーブを使用するには、点火源が必要になるのです。
点火源はこれです↓

マグネシウム ファイヤースターター

ガスストーブには概ねファイヤースタータ―が付いますが、標高が高い地点や気温が低い場合にはうまく機能しないことがよくあります。従って、別にファイヤースタータ―を持つ必要があるのです。

もちろんライターでも代用可能ですが、私の経験上、ライターはすぐに壊れてしまうので頼るのは危険です。高価なものではありませんので、購入しておきましょう!

最軽量の登山用ストーブどれか

では、これら4種のストーブで、果たしてどれが最軽量でしょうか?自ら背負って山道を登るので、重量は非常に大事な要素です。

この4種の中で、最軽量のストーブは当然、石や木材です。何しろ現地調達なので重量は0gです・・・ってなわけにはいきませんよね。

現地調達でストーブの用意をするのは、非常時中の非常時です。例えば、日帰り登山のつもりで山に登ったが、道迷い遭難の憂き目に遭って急遽ビバーグ(緊急時の野営)をせざるを得なくなった・・・といった場合が考えられます。

現地調達を除いて、最軽量のストーブはどれかと言うと・・・やはりガスストーブです。

ストーブの重量を比較してみましょう。

ストーブの種類 本体重量(燃料重量) 全体重量
ガスストーブ 50g〜120g(100g) 約200g
ガソリンストーブ 300g〜600g(600g) 約1000g
アルコールストーブ 50g〜70g(500g) 約560g

燃料の重量と合わせてもガスストーブが圧倒的に軽量であることがわかります。登山道具はやはり1gでも軽いものを使いたいもの。その点、ガスストーブは非常に有効ですね!

登山用ストーブと風除け

山での気温は平地よりも低いもの。平地よりも標高の高い山では、気圧の影響により気温は低くなります。

一般的には、標高が100m上がるごとに気温が0.6℃下がると言われています。富士山登山だと、天候次第では真夏でも防寒着が必要なほどです。

しかも、山では比較的風も強く吹きます。

実はこのことは、登山用ストーブの使用と無関係ではありません。

もちろん、一度点火したストーブの火が風で消されてしまうことはありません。火には常に燃料が補給されますので、問題なく燃え続けます。

しかし、その火で湯を沸かし、食事を作るとなると、山での気温や風が問題となってきます。風が吹くと火が横に流れてしまい、ヤカンやコッヘルへの加熱がうまくいかなくなるのです。

その結果、うまくお湯を沸かすことができない、あるいはお湯を沸騰させるのにかなりの時間かかってしまったという事態が発生します。

そこで!ストーブの周囲に風除けを設置する必要があるのです。

EPIガス  ウインドシールド(S)

山で無風の状態になることはほとんどありません。風の強さにも依りますが、風除けを設置してお湯を沸かした場合、概ね風除けなしの場合の半分の時間で済みます。

もちろん、燃料の消費も抑えることができます。

オールシーズン通して、風除けは必須の道具といっても良いでしょう。

登山用ストーブのサブ的役割 固形燃料

あなたは固形燃料というと何を思い浮かべますか?

旅館などの食事で、一人鍋が出てきた場合よく使われる、あの燃料を思い浮かべるのではないでしょうか?

これはカエンニューエースという商品名の燃料で、メタノールをゲル状にして固めたものです。基本的にアルコールなので、火はアルコールストーブのものと似ています。

ただし、これを山で使うことはありません。

山で使う場合、エスビットが最も適しています。この商品です。

火力も比較的弱く、使用の際は風除けが必ず必要です。ただ、この固形燃料の特徴は、他のストーブと比較しても極めてコンパクトであること、そして非常に軽量であることです。

使用時はそれなりのサイズになりますが、折りたたむとスマホくらいのサイズになり、重量は燃料を入れても約50g。ポケットに入れることもできます。

火力が弱いため不人気ですが、サブの登山用ストーブとしてザックのポケットに入れておけば、いざという時重宝します。

登山用ストーブ おすすめはこのスタイル

もしあなたが、日本国内のみで登山をするならば、最もおすすめできる登山用ストーブのスタイルはこれです↓

  • メインで使用・・・・ガスストーブ
  • サブとして使用・・・固形燃料のストーブ
  • 付属品・・・・・・・風除け、ファイヤースタータ―

ガスストーブの燃料は日本全国で購入が可能であり、規格が異なって使えないという事態はほとんどありません。非常時に固形燃料があれば安心です。さらに風除けを使用することで、効率よく食事を作ることができるので、燃料の節約にもなります。

もちろん、ガソリンストーブやアルコールストーブにも長所はありますし、人それぞれ好みがありますので、押し付けるつもりはありません。ただ、私の経験上、この組み合わせが最もおすすめできるスタイルであることには間違いありません。

ぜひ、参考にしてくださいね!

登山用ストーブ最重要注意事項:火の管理!

ここまであなたに登山用ストーブについてお話してきましたが、実は山で絶対に必要なものではありません。

もちろん、山でのテント泊を伴う場合は、絶対に必要な道具として考えても良いかもしれません。

しかし、日帰りで登頂を目的とした登山では絶対に必要となるものではありません。料理をしないつもりならば、当然必要ありませんよね?

私自身も日帰り登山では、魔法瓶にお湯を入れて、行動食としておにぎりやカロリーメイト、スニッカーズを持っていくことがあります。当然、登山用ストーブは必要ありません。

万が一の遭難のため、一応ザックに入れたものの結局使わなかったということがほとんどです。一度だけ予期せぬビバーグをする羽目になり、登山用ストーブが役に立ったことがありましたが。

日帰り登山をメインにしている登山家にとっては、無用の長物になる可能性が大きいと思います。

ただ、いざ必要となった場合、準備であたふたしてしまう状況は好ましくありません。

特に、登山初心者の友人や恋人を山に連れてきて、登山用ストーブの使用で手間取る姿は見せたくありませんよね!?

そんな時のためにも、登山用ストーブの使用方法をマスターしておくことをオススメします。

サッと調理の準備をし、手際よくストーブに点火するあなたの頼もしい姿を見せてあげてくださいね!

ただ、1つだけ注意!
屋外での火の使用だからといって決して油断しないようにしてください。

万が一、火が枯葉や枯れ木に燃え移ると火は瞬く間に広がり、最悪の場合、山火事になってしまう恐れがあります。

家庭での使用と同様「火の用心」でお願いします!!

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