地震大国である日本に住むあなたや私。今の生活がいつ無残に破壊されるかわかりません。
生活に潤いをもたらすありとあらゆる電気製品や便利グッズは、本当に素晴らしいものばかりですが、それらもいつ使えなくなるかわかりません。
地震への備えとして備蓄品の保管が重要視されていますが、果たしてそれだけで十分でしょうか?限りある備蓄品など、非常時の生活ですぐに使い切ってしまうことは目に見えています。
いつどんなことがあなたやあなたの家族に降りかかっても、あなたは生き延びなくてはなりません。もちろん、様々な困難が待ち受けているでしょうが、あなたは生きることを諦めてはならないのです。あなた自身やあなたの大事な家族のためにも。
様々な困難が待ち受ける非常時のサバイバル生活。そんな中を生き延びる技術、あなたにシェアします。
目次
非常時を生き抜くサバイバル生活
心理テストでよくある質問ですね。
回答は人それぞれです。
「お米」だったり、「釣竿」だったり、「音楽プレーヤー」だったり、「家族の写真」だったり・・・
私は確か「ナイフ」と答えた覚えがあります。ナイフ一本あれば、木を削って釣竿を作れるし、魚も捌ける。野生の動物に襲われた時の武器にもなるし、動物を解体して食料にもできる・・・
そんな理由だったように思います。
もちろん、本当にそんな状況になったとして、ナイフ一本で生きていけるかというとなんとも言えません。
そんな状況になったことはありませんから。
もし仮に、そんな状況になったとしたら・・登山の経験があるのである程度はなんとかなるとは思います。
しかし実際には、孤独に耐えられず精神的に参ってしまうかもしれませんし、得体の知れない病気にかかってしまうかも知れません。
まあ、そうかも知れません 笑
ただ、以前の記事で、あなたにサバイバル技術についてシェアしたことがあります。
いつ何時、大災害に見舞われるかも知れないし、日本に住む限りその可能性は十分にあると考えると・・・
たかが心理テストなのですが、されど心理テストとも考えてしまうのです・・
サバイバル生活の最重要事項は飲み水の確保
もし仮に本当にそんな状況に陥ってしまったとしたら、どうすればいいのか?
例えば、大災害に見舞われるか、もしくは登山中に遭難し数日を山で過ごすことになるか、という状況になった場合が考えられます。
もちろん「ナイフ」を持って入ればかなり助けになるとは思いますが、そんな状況でたまたまナイフを持っていた!なんてことは、まずありませんよね 笑
では、そんな状況に陥ってしまった場合、まず何をすべきか?
もっとも大事で、真っ先に行なうべきこと、それは「飲み水の確保」です。
あなたもご存知の通り、人の身体の大半は水でできています。
仮に食料が手に入らなかったとしても7日間は生き延びることができます。
しかし、水がなければ3日間しか生きることができないのです。
だからこそ、飲み水の確保は真っ先に行なう必要があるのです。
湧き水が容易に手に入るのであれば、話は簡単です。
飲み水としてそのまま飲むこともできますし、一応煮沸しておけばより安全です。
ただ、湧き水さえ手に入らない状況となると、自ら飲み水を作り出す必要があるのです。
ここでその手法をあなたにシェアします。
水の在りかを知る生物
まずは水がどこにあるかを探す必要があります。
それにはあなたの周辺にどんな生物がいるかを調べるのが近道です。
水の近くに生息する生物があなたの周辺にいれば、水の発見は容易です。
そうでない生物がいたとしても、あなたの周辺には水がないということがわかります。
ではその生物とは?
- ハチ・・・通常4km以内(近くに水は無し)
- ハエ・・・通常2km以内(近くに水は無し)
- 蚊・・・・通常0.5km以内(比較的近くに水有り)
- カエル・・すぐ近くに水有り
また、アリの行列を見つけることができれば、その向かう先に水がある場合もあります。
周辺を注意深くチェックし、水確保に努めましょう!
確保した水の浄化

せっかく水を確保してもそのままでは飲めません。砂や泥、雑菌などが大量に混じっているためです。
飲み水にするには浄化が必要です。
最も一般的な浄化方法はこれです。
ろ過+煮沸
これだと素早く浄化することができ、しかも容易です。
その手順を以下にシェアします。
- ペットボトル(500ml〜1000mlサイズが理想)
の底をナイフで切り落とします。 - それを逆さにします。
- 上から焚き火の燃えカスの木炭、小石をペットボトルの
1/3まで詰め込みます。 - その上に砂や砂利をさらに2/3まで詰め込みます。
- あなたの持っているハンカチやバンダナを丸めて詰め込みます。
- 上から、あなたが先ほど発見した水場の水を注ぎ入れます。
- 下から出てくる透明な水をコッヘルに入れ10分間煮沸します。
- 湯が冷めれば、飲み水の出来上がりです。
ペットボトルは即席のろ過器となり、水の中の砂や泥を除去することができます。
また、ろ過された水を煮沸することで、ほとんどの雑菌を死滅させることができます。
植物から水を確保
どうしても水場を確保できない場合、植物から水を集める方法もあります。
樹木の枝葉を透明のビニール袋に入れて数時間放置すれば、葉から蒸発した水分がビニールに溜まります。

また、青竹から水を得ることもできます。青竹の茎を適当な位置で切り、切り口を下に向けてロープ等で固定することで水が流れ出てきます。
植物から水を集めることの利点は、蒸留や煮沸の必要なく、そのまま飲み水として使える点です。
欠点は、時間がかかるという点です。
非常時のための水確保技術
今回、あなたにシェアした飲み水の作り方ですが、おそらく役立てる機会はほとんどないと思います。
もちろん、それが望ましいのですが。
しかし、いつ何時、あなたの身に降りかかるかわからない非常時に備えることは、もはやあなたの義務と言っていいでしょう。
あなたも普段から自宅に災害時の備蓄をしているかも知れません。
それと同様に非常時に役立つ知識を持っておけば、それはあなたの心の平安にも繋がるのです。
今日、この記事を読んだあなたは自信を持って、そう言うことができるのです!
これから数回に分けて、非常時に役立つサバイバル術をあなたにシェアします。
非常時の備えとしてあなたの頭の片隅に入れておいてくださいね!
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