観天望気で天候を操る!積乱雲編

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観天望気で最重要の雲 積乱雲

前の記事では
気圧や雲の種類などについて
あなたにシェアしました。

そして
雲の種類とその特徴を知ることが
天候を予測すること、つまり観天望気につながる
と言いました。

もちろん
以前にシェアした雲の特徴を知ることは重要です。
しかし
雲というのはそれぞれの種類のものが
それぞれ単独で存在しているわけではないのです。

あれが高積雲、向こうが積雲、こちらが層雲
という具合に覚えても
実はあまり意味を為さないし
観天望気には役に立ちません。

なぜなら
多くの雲はずっと同じ形を保つわけではなく
まして、その場にじっとしているわけでもありません。

気温や気圧、湿度、風の影響で
どこに流れていくかもわからない
どう形が変化していくかもわからない
いつ避けるべき危険な雲に変化するかもわからないのです。

つまり
それぞれの種類の雲が
どういう状況でどう変化していくかを
知っておく必要があるのです。

そこで!

登山でも特に気をつけるべき雲、積乱雲について
その特徴、変化などをシェアします!
積乱雲について知っておくことは
山の観天望気で最重要と言っていいでしょう!

夏の観天望気は積乱雲を注視

別名「入道雲」とも言われるこの雲

夏の青空の中によく見る
まるで地上から立ち上っていくような
モクモクモクとした雲です。

夏らしさを感じさせる風物詩のような雲ですが
実はこの雲
突然空を真っ暗にし
局地的な大雨や雷雨をもたらす雲なのです。

また、突風を引き起こすこともあり
登山中は実に危険な雲です。

一体どういう状況で発生するのか?

夏の晴天時、よほどの快晴でない限り
概ね積雲という雲が空にプカリと浮かんでいます。
これです。


積雲は下層雲の1つ
夏場は地面が温められて起こる上昇気流が
空気中の水蒸気を持ち上げて発生する雲です。

気象条件により
さらに地面が温められると上昇気流が強くなり
高い湿度という条件も重なって
積雲は積乱雲へと発達していくのです。

もしあなたがこの時、登山中であった場合は
雲の状態、流れをしっかり見定めて
必要とあらば雨を凌ぐ手段を考えなくてはならないでしょう。

観天望気で冬の積乱雲を読む

夏の風物詩のようなこの積乱雲
実は冬にも発生します。

発生場所は主に日本海
冷たい空気が大陸から日本海へ吹き込む時
海からの水蒸気と熱を得て、積乱雲へと発達
日本海側へ猛烈な雪を降らせることになるのです。

私がよく登る荒島岳も冬には雪山となりますが
この時の雪がその大きな要因となっています。

このように
危険をもたらす可能性の高い積乱雲

どういう気温や気圧や湿度で発生するのか
どういう雲が積乱雲に発達するのかを知ることで
登山中の危険を回避することができるのです。

観天望気で積乱雲のその後を知る

ちなみに
山に雨をもたらす可能性が高い低気圧や積乱雲ですが
長時間に渡り延々と振り続けるわけではありません。

ひとしきり雨や雪をもたらすと
その後は空っ風となって吹き抜けていくのです。

例えば
比較的日本海に近い荒島岳を例にすると
荒島岳の日本海側に面した斜面に雨や雪を
存分にもたらした後
空っ風となって反対側の斜面へと吹き抜けていきます。

つまり
あなたが登山中であったならば
雨や雪の降る斜面の反対側へと移動すれば
雨や雪を避けることができるということになるのです。

このように
雲の特徴とその他気象条件を関連づけて
覚えておくことで
危険を避けて快適登山を楽しむことも可能となるのです!

次回、その他の雲の特徴をシェアしますね。

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