今回は、どんな登山でも絶対に持っていくべきレインウェアについてご紹介します。
たとえ真夏の登山でも、雲ひとつない青空の中の登山でも、里山ハイキングでも、あなたのザックの中には必ずレインウェアを入れておいていただきたいのです!
ただ、レインウェアといっても多種多様です。その中でも特に登山で使いやすい、あなたにおすすめのものを紹介します。
3分ほど時間を取っていただき、是非とも最後までお読みいただければ!と思います。
目次
登山時の急な雨!たった1つの対応策はレインウェア
一般的に、雨の日が好きな人はあまりいないと思います。
・楽しみにしていた遠足の日に雨が降った・・・
・一生懸命練習したのに運動会当日に雨が降った・・・
・現場作業の日に雨が降った・・・
多くの人は負のイメージを持っていることでしょう。
あなたの雨へのイメージはどうですか?
ただ、恵みの雨という言葉があるように米や野菜、果物のような作物のために雨を待ち望むこともあります。
農家の人にとって適度の雨は、まさに恵みの雨に違いありません。
このように、雨には良い面と望ましくない面が備わっています。
で、登山という場面では、雨はどちらに属するか。当然、望ましくない方です。
雨が降ると・・・
・登山道がぬかるむ
・視界が悪くなる
・体温が奪われる
・行動が鈍くなる
・登山道具が濡れる
・スマホなどの電子機器が使いにくくなる
・休憩がしにくくなる・・・
はっきり言って悪いことだらけです。
だから、登山をしようという前の日は、しっかりとTVやネットで天気予報を確認します。
それでもし「降水確率90%!!」などという予報が出ると、次の日の登山を断念することがあります。(雨を承知で決行するときもありますが)
もし前日の天気予報で雨予報となっていても、登山を延期できるのであれば、あとは天気の良い日に日程を変更するだけのことです。
ただ・・
昔から「山の天気は変わりやすい」と言われるように、前日の予報が晴れだったにも関わらず大雨に見舞われたなんてことも当然あり得ますし、実際よくある話です。
日常の生活でも天気予報が外れることがありますよね?
ちなみに、あなたは日常生活で外出時に雨が降った場合どうしますか?
・傘をさす
・レインコート、ポンチョのようなレインウェアを着る
・雨宿りをする
・外出を諦める
・覚悟を決めてずぶ濡れになる
このように日常生活では様々な対応が可能なのですが、登山時においてあなた対応すべき手段はたった1つです。
それがレインウェアを着ることなのです。
レインウェアで雨登山を決行!
これは、登山中に雨に見舞われた場合の唯一の対応手段であると同時に、雨の中でも快適登山を継続させる唯一の手段でもあるのです。
先ほど雨予報でも登山を決行することがあると言いましたが、優れたレインウェアがあってこそなのです!
登山に興味津々のあなた。
あなたが実際に山に足を踏み入れる時、例えそれが低山であっても、高山であっても、日帰りであっても、数泊の長丁場であっても、夏であっても、冬であっても必ずあなたのザックにはレインウェアを入れてください。
必ずです!
以前の記事でも話しましたが、登山において最も重要なことの1つが体温を保つことです。
詳しくはこちらをご覧ください。
↓
保温の要!ミッドレイヤー!
もしあなたがレインウェアを持っておらず、突然の雨でずぶ濡れになってしまった場合、もはや快適登山どころではありません。
レインウェアがないと、季節によっては命の危険すらあるのです。
詳しくはこちらをご覧ください。
↓
低体温症って何?身体の温度が下がるとどうなるの?
繰り返しますが、どんな登山でも、あなたのザックには必ずレインウェアを入れてください!!
あなたにおすすめの登山用レインウェア1 種類について
ではどんなレインウェアを用意すべきなのか?ここからはそれをシェアします。そもそもレインウェアとは何か?
もちろん、あなたに降りかかる雨からあなたの身を守る衣服のことです。
レインウェアは3つのタイプに分けられます。
コートタイプ
一般にカッパと言われるタイプです。急な雨に素早く対応できますがパンツ部分がないので暴風雨での対応は困難です。
ポンチョタイプ
大きな作りになっており、頭からスッポリ被れます。コートタイプ同様、急な雨には重宝しますが暴風雨での対応は困難です。
セパレートタイプ
上着とパンツに分かれており、暴風雨での対応も容易で、防水効果は抜群です。全身を覆うタイプでありながら動きの幅も極めて広く、アウトドアでの必需品です。
上下に分かれているため、上着はウインドブレーカーとしての使用もでき、朝もやの中で露のついた草むらなど歩く時はパンツだけ履けば快適に歩くことができます。
もうお解りですよね!?あなたが登山で使用すべきレインウェアは、もちろんセパレートタイプです。
コートタイプ、ポンチョタイプもあれば便利ですが、あくまでも補助として考えておくべきでしょう。
あなたにおすすめの登山用レインウェア2 2つの必須機能
あなたは、セパレートタイプのレインウェアを自宅に持っていますか?
残念ながら、そのレインウェアはおすすめできません。なぜか?
登山で使うレインウェアには絶対に必要な2つの機能があります。
この2つの機能の優劣が快適登山を左右すると言ってもいいでしょう。その2つの機能とはこれです。
防水性と透湿性
防水性は読んで字のごとし。いかに雨をはじくかです。あたりまえですよね?これについては特に解説は必要ないでしょう。
大事なのは、透湿性です。透湿性とは何か?
あなたの身体から汗として出る水蒸気を透す機能のことです。
つまり、外からの雨を防いで中からの水蒸気を排出する。これが登山で使うレインウェアに求められる極めて大事な機能です。
この透湿性が大事である理由は、こちらの記事でも紹介しました。
↓
アンダーレイヤーが快適登山を左右
以前の私の体験談を紹介します。こんなことがありました。
数年前のある夏の日、私は山にいました。
ある時、突然夕立に見舞われ、慌ててレインウェアを着て、しばらく登山道を歩いていたのです。
レインウェアを着たまま30分ほど歩くと、雨もやみ、ホッと一息ついてレインウェアを脱いだ時のことです。
なんとレインウェアを着ていたにも関わらずシャツがびしょぬれ状態だったのです!!
この時の標高は約900m、夏とはいえ気温は20度くらいでした。
びしょ濡れのシャツを着たままでは体温を奪われてしまうのは目に見えています。
やむを得ず、ザックの中の予備のシャツに着替える羽目になったのです・・・
この時、私は透湿性の機能が極めて低いレインウェアを着ていました。
そのため歩行で排出された水蒸気の汗がレインウェアの中でこもり、それが大量の汗となってシャツをびしょ濡れにしてしまったのです・・・
こんな事態にならないために、あなたには防水性、透湿性の優れたレインウェアをおススメしたいと思います。
あなたにおすすめの登山用レインウェア3 商品について
例えばこちら。
ノースフェイス(THE NORTH FACE) レインテックスエアロ(RAINTEX AERO) ブラック NP11520
優れたPUコーティングによる耐水性と透湿性を持つナイロン素材。雪や雨などをシャットアウトし、ウェア内の水蒸気を排出してムレを防ぎます。防風性にも優れ、快適性にも定評があります。

ミズノ(mizuno) ベルグテック EX ストームセイバーVレインスーツ
高耐水圧・透湿性で、雨に強くムレにくい、ベルグテックEXを採用。環境に配慮した撥水剤で100洗耐久撥水を実現。 ミズノ独自の防水透湿素材「ベルグテック®EX」が誇る、撥水・防水・透湿力。100回洗濯後も撥水性が持続。傘の約60倍の水圧に耐える。ウエア内の湿気を外側に発散。
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