今回は、私の初登山についてお話します。
私の初登山はなんと!2月の雪山登山、しかもたった1人でした。
結果的には大成功でしたが、雪山登山の難しさを感じたものでもありました。
若さゆえのちょっと無謀な登山記事、ぜひご覧ください!
しかし、もしあなたが登山初心者ならば、決して真似をしないようにお願いします・・・非常に危険です!
実践編、登頂編はこちら
↓
登山初心者が雪山登山を成功させた秘密。実践編
登山初心者が雪山登山を成功させた秘密。登頂編
目次
初登山が雪山登山だった私
登山初心者はいきなり雪山登山をすべきでない!まずは雪のないシーズンに山に登り、登山の基本を学ぶべきです!
・・・と前回の記事で言った私。
この言葉に間違いはありません。登山初心者は絶対にそうすべきなのです!
ですが、その私自身がかつて全くの初心者だった頃、いきなり雪山登山に挑戦してしまいました。
準備をしっかり行なったこともあり、結果的には大成功でしたが、やはり雪山登山の難しさを実感した登山でもありました。
もちろん、これには理由があります。実は、当時猛烈に多忙な会社員だった私。登山のために休暇をとるにも一苦労で、数週間かけて休み手筈を整えて、やっと取得した休暇の季節がたまたま冬だったのです。
もちろん、雪山登山は難易度が高いということはわかっていましたが、苦労してやっと取得した休暇を無駄にできるはずがありません。
この記事を読んでいるあなたもきっと、なかなか取れない休みをなんとか取得して登山を行う日程を組んでいる、もしくは組もうとしているところでしょう。
やはりそんなあなたに「雪のないシーズンに登山をして出直して来なさい!」などというのはやはりあまりにも酷なことですし、そもそも私にそんなことを言う資格はありません 笑
そこで、私がなぜ初心者にもかかわらず雪山登山に挑戦して、見事登頂を果たし、そして無事下山出来たのかを解説します。
その前にこれだけは言っておきますが、決して登山初心者のあなたに雪山登山をオススメしているわけではありません。
本来ならば、基本を身につけた上で挑戦して欲しいのです!
ですが・・
好奇心旺盛なあなたは、結局雪山に挑戦してしまうでしょう・・・
それならばということで、苦肉の策であなたに私の体験を解説するのです。
あなたを危険な登山に導いてしまうようなことになりかねないので、ここで私の体験を解説することは、本来ならば良くないことだと思っています。
それを踏まえた上で、ここから先を読んでください・・・
雪山登山へとつながる私と山との縁
私が登山に興味を持ち始めたのは約14~15年前。はっきりとは覚えていません。はっきりとしたきっかけもありません。
ただ小学生の頃、遠足で山登りをしたことはよくありました。他の同級生や友達はあまり乗り気ではなかったと思います。
私も表面上は「え~やまぁ~・・海がいいなぁ」などと言って、同級生にあわしていましたが、内心全くイヤではなくむしろワクワクしていたことを覚えています。
なぜ、私が山をこよなく愛するか?
実は小・中学生の時、山とは何かと縁がありました。遠足は行き先が山であることが多く、地元のキャンプも山奥でした。家族で登山することもあれば、担任の先生が個人的に雪降る山に連れて行ってくれたこともありました。
しかし・・・意外にも、あまり良い思い出でない場合が多かったのです。
友達とバカな話をワイワイとしながら登る山はとても楽しく良い思い出ですが、登山はとにかくキツい・・・当時小学生だった私は、普段からワイワイと走り回っていましたが、それとはまた何かが違うのでしょう。ゆっくりと一歩一歩登る単調な歩行は当時の私には合いませんでした。
また、山奥のキャンプ自体は楽しみましたが、荷物がとにかく多くキャンプ地まで運び上げるのは大変でした。
当時の担任の先生が連れて行ってくれた雪山は本当に寒くて、手が凍えそうになりました。
私と同じ経験をした当時の友達や同級生のほとんどは、「もう山はこりごりだ・・・」と思ったに違いありません。
私はというと、どれだけ山で辛い苦しい思いをしても、次の日になるとまた登りたくなってしまうのです。この感覚は今でも全く変わっていません。
おそらく、当時の私は、山が私に与える自然エネルギーのようなものを無意識ながらに感じ取っていたのではないかと思うのです。
うーん・・・ちょっと表現が難しいのですが・・・
まあ、そんなわけで、辛く苦しい登山に徐々に途方もない魅力を感じ始めた私、単独で山に登り始めようと考えだしたのは、必然なのかもしれません。
雪山登山の準備
そんな過去を持つ私が、とにかく山に登ってみようと決断した時、季節は真冬でした。
何かに突き動かされるように、とにかくすぐに登山がしたかった当時の私。
日程と登る山もすぐに決めてしまいました。
で、道具です。
登山雑誌や登山関連の小説を良く読んでいた私は、雪山登山についてのある程度の知識は持っていました。
そしてすぐに大阪梅田の登山ショップに走り、雪山登山のための道具一式を購入しました。その時購入した道具がこれです。
あとは、多めのインスタント食品、山の地図等です。
今ならば安価で手に入れる方法もありますが、何も知らない当時の私は全て新品で購入し、10万円以上を一気に使いました。
記念すべき雪山登山の舞台
で、どの山に登ったか?
滋賀県の比良山系の山です。
関西の方はお分かりだと思いますが、琵琶湖の西側は1000m級の山がいくつも連なっています。いわゆる連峰です。
夏は樹木が生い茂り、冬はスキーもできるくらいの積雪がある。1年を通して楽しめる山々です。
その中の一つ蓬莱山(標高1174m)を目的の山と設定しました。
*ここです。
そして
万が一にも登山事故など絶対に起こさないぞ!!と心に誓い、本や雑誌などの知識から雪山登山を行う上での注意点をとにかく頭に叩き込みました。
その時の注意点がこれです。
- 事前にルートを決めておくこと
- 登山は早朝に開始すること
- 昼過ぎくらいには下山できるくらいのタイムスケジュールを組んでおくこと
- 方角は常に頭に入れておくこと
- 食料を多く持っておくこと
- 水分補給はこまめに行うこと
- 薄い服を重ね着し、着脱を頻繁に行って体温を適度に保つこと
- 登山道をしっかり確保し、道を外れないこと
- 雪庇と思われるところに絶対に足を踏み入れないこと
- サングラスをして目を守ること
*雪庇とはこのような場所のことです↓ただの雪の塊なので、うっかりここに足を踏み入れると、重みで雪が崩れて真っ逆さまに落ちます。下が崖だとまず助かりません。

雪山登山ならではの注意点もありますが、その他は登山の基本です。
ただ、雪山登山では、注意点の1つ1つが重大な意味を持ちます。
例えば、事前にルートを決めておく、という注意点。これは夏山でも重要なことです。
しかし、雪山登山では、これを怠ると生死に関わることもあり得るのです。
すべての注意点の意味を理解し、きっちり守ること!それが自分の命を救うことになる!!
これが雪山登山なのです!(実践編へ)
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