登山時の服装 ミッドレイヤー編

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こんにちは!コピーライター兼登山家の松浦です。

アンダーレイヤーいついてはこちらで解説いたしました。

登山時の服装 アンダーレイヤー編

こちらの記事は、アンダーレイヤーの持つ主な機能である吸湿性、吸収性の重要さを解説したものでした。

快適な登山のために、アンダーレイヤーは極めて重要な役割を果たすことは、ここで解説した通りです。しかし、当然のことながらいくらアンダーレイヤーをしっかり準備をしていたとしても、それだけでは快適な登山には程遠いものになってしまいます。

そうです!登山服全体の最も重要な機能である保温性を保つことができないのです。

そこで!今回の記事は、ミッドレイヤーについて解説しようと思います。

ミッドレイヤーとは何か?

アンダーに対してミッド、この名称からもわかるように、アンダーレイヤーの上に着るものの総称であり、主な機能はズバリ保温性です。

つまり、アンダーレイヤーとミッドレイヤーが揃っていれば、吸湿性、吸収性、速乾性、そして保温性を保った状態で、極めて快適な登山を楽しむことができるのです!

もしあなたが、これから登山を始めようとしているならば、ぜひともこの記事を読んでからにしてください。あなたの最高に快適な登山のためにも!

ではどうぞ!

保温を司る登山時の服装

ミッドレイヤーは中間着とも言われ、アンダーレイヤーの次に来る服の総称です。

その最大の特徴は、アンダーレイヤーには決定的に欠けている優れた保温性にあります。

アンダーレイヤーは、体から発散される汗を適度に逃がすことで、体力と体温の消耗を防ぎ、快適な温度を保つ役割を果たします。

ただ、残念ながらアンダーレイヤーだけでは快適な温度を保つことは極めて困難なのです。

もちろんアンダーレイヤーは保温性を保つために重要な役割を果たしますが、それはあくまでも補助的なものです。登山服全体の保温性を保つための名脇役といったところでしょう。

主役ともいうべきミッドレイヤーとのセットで初めて、その効果を発揮することができるのです。

つまり、こういうことです。

アンダーレイヤーで汗を出し、ミッドレイヤーで保温する

この基本的な考え方をしっかりと覚えておいてください。

登山時の服装ミッドレイヤーの選び方

これを忘れなければ、あなたが自宅にお持ちの服からでも、登山ショップに陳列している服からでも最適な服を選ぶことができます。

アンダーレイヤーとミッドレイヤーの選択が最適であるならば、あなたはどんな状況でも快適に登山を楽しむことができるはずです!

では、この基本条件を満たすにはどんなミッドレイヤーを選べばいいのか。

以前も少し触れましたが、ミッドレイヤーは比較的分厚めの服を指します。

日常生活では、このミッドレイヤーを一番上に着て外出される方も多いのではないでしょうか。春秋の季節では、外出着の主役となります。

例えば、セーター、トレーナー、ジャケット、ブルゾンなどを指します。登山用としては最近はフリースがよく使用されます。ユニクロでもよく見かけますよね!

登山時の服装として最適なフリース

なぜ、フリースが登山用としてよく使用されているのか。

それはミッドレイヤーとしてはもちろんのこと、歩行時のアウターとしても休憩時のインナーとしても使用ができ、保温性、吸湿性、吸水性にも優れている素材であるためです。(しかも比較的安価です!)

そうです!ミッドレイヤーの最も大事な機能が保温性であることは、もうお分かりだと思いますが、実は吸湿性、吸水性、速乾性も備えている必要があるのです。

もちろん、それは程度の問題で、ミッドレイヤーにアンダーレイヤーほどの吸湿性、吸水性、速乾性を求めるのは酷というもの。

とはいえ、ただ保温性が優れているだけのミッドレイヤーでは、あまりにも役不足です。

なぜなら、登山服全体の快適性を保つためには、アンダーレイヤーが放出した水蒸気をミッドレイヤーが適度に放出し、同時に熱を保つ、という連携プレーが必要なためです。

フリースは、この点で非常に優れているのです。

つまり、アンダーレイヤーで体からの水蒸気や汗を吸収し、ミッドレイヤーで適度に汗を逃し、保温性を保つことが可能であり、フリースはその素材によりミッドレイヤーとしての機能が比較的優れているということができるのです。

タオルのように使える登山時の服装 フリース

もちろん私もフリースを愛用しており、自宅に3枚持っています。私は、登山時の服装としてこれほど使い勝手の良いミッドレイヤーを他に知りません。

もはやフリースなしの登山など全く考えられない!というほど、フリースに頼りっぱなしです。

春秋の登山では、フリースは他の追随を許さないほどの服装の主役です。アンダーレイヤーとの見事な連携プレー、時にはアンダーレイヤーのフォローすらしてしまうほどの優れた能力を発揮します。

夏登山でも、フリースは必ずザックに入れます。さすがに登山中にフリースを着ることはありませんが、標高が高い場所での休憩中ではフリースを羽織らなくてはなりません。

標高が2000m以上の場所では、真夏でも気温が20℃前後になる場合があります。いくら暑いからといって油断していると体温が下がりすぎてしまいます。要注意です。

雪山登山でもフリースは重要です。より高度な保温性が必要な雪山登山では、フリースの上からアウターレイヤーを着込みます。この時フリースは、よりアンダーレイヤーに近い役割を果たすことになるのです。

また、いくら雪山登山といっても、歩行中の身体はかなりの熱を帯びます。そうなると、もはやアウターレイヤーは必要なくなります。アウターレイヤーをザックにしまい込むと、代わりに主役の座につくのがミッドレイヤー。

こんな時もミッドレイヤーとして最も適しているのがフリースです。この時フリースは最高の働きをします。

身体から放出される汗を適度に外に逃がしながらも、フリース自体は一切濡れることなく、快適な温度を逃さない。しかも額や首から吹き出る汗すら吸い取って外へ逃がすという離れ業すらやってのける優秀さ。

その働きは、まるで1枚で2通りも3通りも使えるタオルのようです。

最後に

先ほども言いましたが、ミッドレイヤーとして使用できる服の種類はいくつもあります。セーター、トレーナー、ジャケット、ブルゾンなど・・どんなものでも一応ミッドレイヤーとなり得ます。

一昔前の登山家は、ミッドレーヤーとして、セーターを着込んでいました。確かに毛糸で編み込んだ分厚いセーターならば、生地の中に空気を多く含むことができるため保温性は申し分ないでしょう。

実際そのスタイルの多くの登山家が、当時前人未到だった山をいくつも制覇してきました。

現代においても、普段の外出でセーターを着る人は多くいます。保温性においても、またファッション性においても優れた服であることは間違いありません。

しかし、こと登山という世界においては、間違いなく今はフリースの時代です。今のところ、ミッドレイヤーとしてフリースより優れた服を私は知りません。

もちろん、今後フリースよりもさらに優れた服が開発され、フリースに取って代わる服が出現する可能性は十分にあると思います。

その日が来るまで、私はフリースを愛用し続けようと思います。

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